あれもこれも私も世界も。

16年間の長い長い学生生活が終わったみたいです。終わっただけなのにもう大人になるらしく、一気に時間が早く感じました。すでに大人の人たちはみんな、本当にこの気持ちをわかってくれるのでしょうか。わかるから「おめでとう」と言ってくれるのでしょうか。

特に思い入れのある大学4年間、たくさんの人やものや出来事やイベントに費やした自分のための4年間。様々なものを始めたもんだから様々な最後が一気に押し寄せてきて感情は追いつかなかった。部屋だって教職の資料や楽譜やステージくらいでしか着れない奇抜な洋服が山積み、シャーペンだってもう大人は使ってないよなあなんて。頭同様無法地帯のまま。

大学生活といえば、大学は実家から往復4時間、夜は飲食のアルバイトをして、サークルで練習とライブに明け暮れる反面、不真面目で遅刻魔だったものの単位は一つも落とさず国語の中高教職免許も学校図書館の先生の資格も取ったし、憧れで生きがいの音楽に触れたくてライブハウスに100回以上通ったし、歌が好きだった私がとんでもないギタリストに出会って憧れ&大好きでたまらなくってギターもがんばったら機会があって歌わせてもらえたし、CDや小説は増えすぎて本棚に入らなくって、お金はないけど大好きな友達が旅行に誘ってくれたし、恋だってして綺麗になるために美容も勉強したし、料理だってたくさん腕を上げたつもりで、車の免許もとって、髪の毛も巻けるようになって、貯金もやっと覚えて、パソコンの文字も早く打てるようになって、ブログもみんな読んでくれて、親友友達知り合い先輩後輩先生上司お客さんいろんな人と出会って時間を使ったものだ。ふぅ、我ながら詰め込みすぎ。

そんな缶詰生活が最後をたくさん迎えたんだからぽっかり胸も蓋も空いちゃって、今は家で一人ゆっくりとする時間が増えたのでした。写真やアルバム、お手紙を見ては「大人ってこんな風に感情を削るのかな」と寂しいのに実感できない私を参考に思います。

最初の最後は、3月5日の軽音サークルのライブ。その日は私の大切な人たちの前で大切な音楽を大切に大切に歌ってました。別に全てが終わるわけじゃないのに、なんだか全てがなくなっちゃうみたいなのがイヤで、それを忘れるために前を向いていました。小さい頃から立ってみたかったあの場所、音楽があるあの居場所ではどんな自分にもなれる。魔法みたいな場所。

あの日いつかまたどこかで必ず歌おうと決めました。歌いたい歌を歌ってたい、作りたい、なりたいあの人みたいにカッコよく在りたい、好きなあの人を愛せるようになりたい。と。

次の最後は私を変えてくれたバイト先の同期との卒業旅行。「居心地いいことなんてさ中々ないんだよ」って歌詞があるけど、まさにその通り。こんなにも一緒にいてどこでも何でも楽しくなれる人たちに出会うことは難しい。絆なんて簡単に人は言いますが、苦労して励まし怒り助け合うあの十分な時間があってこそ身にしみるのが絆だと思います。本当は絆を作ることって凄いことなはず。

そして卒業式を迎え、最後の飲み会や最後のアルバイトを迎え、送別会を迎えました。そして今日学生証で使えなくなりました。

私はこれからどんな人になれるのでしょうか。みんなにはどんな人に見えているのでしょうか。
「いつも笑顔で場が明るくなる」「面白くて優しい」「人に気を遣えるとても優しい人」「自分を持っていてカッコイイところしか見たことがない」と私を知る人たちはみんなもったいないくらいの言葉をくれましたが、本当に私はそんな立派なのか、と驚いてます。だって私はいつも嫌われたくなくて笑って、仲間に入れて欲しくて面白いことを身を挺して発言して、先輩らしくしゃんとできないことに自信がなくて後輩に優しくしてかわいがってた、つまりは小心者。そんな私をみんな良いと丸をくれたのです。

自分に低評価だったので、大人になったら変わらないといけないと凹んでいました。だってせっかく自分を受け入れてくれる場所を見つけたのに、つまらなくなるし、猫をかぶることになって疲れそう。大人にもっともっとなっていく、ならなきゃいけないらしい。でも私は私のままで、かわってしまいたくないなあ。

子どもから大人になるわけだけど、世界はそんなのおかまいなしに季節をまわしていく。もちろん大人としてしっかりしようとは思ってます。背中をしばきたおして前に進むのは私で、時間に流されていく私を過信させないのも私。

これから何がふりかかってもおかしくはないけど、このとんでもない世界で生きることは大好きなのできっと楽しんでいけるはず。

意外にも世界は厳しくないのかもしれない。

そんな詰めの甘い私ですが、必死にゆっくりと大人に馴染めるように生きていきますのでお会いした時にはよろしくお願いします。

お世話になりました。





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