神様メール:感想【洗濯機の向こうは神の国】

神様メール:神様はパソコンで仕事(?)する

このところ大当たり続きのベルギーあたりの映画。素敵なサプライズもすごくいい映画だった。神様メールというタイトルのおかげで「見なかった」傑作。
なんかね〜高校生たちが主人公か、中身のないさら〜っとした映画ぽいでしょ(笑)

実際、神様自体はメール出さなかったし。

一言で言うと「人は死を目前にして自分のやりたいことをやろうとする」っていう映画。
神様は意地悪なんてよく言うけどここまで嫌な奴なのは初めて。
そして嫌な奴すぎてなんか親近感がわく。

  • パンを落とすとジャムを塗ってる方が床に落ちる
  • バスタブに浸かると電話が鳴る

なんていう法則を日がな一日考えてるおっさんなんだ、神様。

 

神様メール:オリジナルタイトルは「新・新約聖書」

ホラーを含めた聖書もののネタは、いまひとつわからなくて雰囲気だけで流れていくのが多くて。ジーザスやその周辺に人間関係とか、いろいろ知ってないと本当の意味で楽しめない。
キリスト教には疎くて、少しわからないところもあるけど。
使徒の数とかね。

でも、登場人物(新しい新約聖書の語り部たち、ね)の描き方やシーンの作り方。小さなエピソードを重ねていくリズムの良さ。
どれを取っても一流のコメディだ。こういうの観ると悔しいな(笑)

嫌な父親(神様)に反抗して、人間たちの携帯に「あなたが死ぬ日:寿命の尽きる日」を送信したことから始まるお話。

会社勤めを止めるものや、本当の愛に目覚めるもの。
一様にどこか壊れてて(肉体的・精神的)とても愛おしいキャラクターたち。
日本では絶対に作れないよなあ。宗教上の理由じゃなくて「嘘の平等」を崇めてるから。

ホームレスも障害者も、性倒錯者もみんな普通に変わった人たち、という括りが素晴らしい。

 

神様メール:見た後の「スッキリ感」は最上級

ベルギーはフランス、ドイツ、オランダ、イギリスに囲まれている。フランダース地域(北)はオランダ語、ワロン地域(南)はフランス語。中心に位置するブリュッセルは2言語併用で、ドイツ国境付近ではドイツ語、都市のほとんどで英語が通じるらしい。つまり「違うのが普通」という観念が日常にしっかり浸透してる。

形の違う者、考え方の違う者、ある点で劣ってる者、またある点で秀でてる者を「差別」しない。

ずっと観る者のストレスを溜める「女神」の素晴らしさ!
初めて地上にきた神様と娘のバトル。
識字障害のある「新・新約聖書」の描き手のホームレス。

音楽のチョイスの素晴らしさも100点満点。
こんな映画こそ、みんなが観るといいなぁ。

 





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