立花の乱:福岡死闘編@キャバンビート:メッセージをさえぎらない音楽・音楽に潰されないメッセージ

立花綾香:するっと、抜けたね

前回のライブは東京で必死に泳ぐ姿を見せてくれた。

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今回はバンドで。

ヒリヒリと空気を震わせたピアノの音と叫びで、心の奥に隠してる「黒いもの」をこじ開けられる感覚だった前回の弾き語りとはまた違う、新しい魅力に満ちていた。

(自分自身と同じように)悩み苦しむものたちを代弁したり、
(自分自身と同じように)なかなか一歩が踏み出せない人を鼓舞したり。
もちろん基本的な姿勢は変わってないんだけど、豊かなバンドサウンドに乗っかって進む立花綾香は、「音楽」をしていた。

自分に落第点をあげてばかりだったり、強がることで自分自身を飛びあがらせようとする彼女はいなかった。

あっさりと「それはそれ」として置いたまま。
すっきりと飲み込んでいた(ように感じた)。

 

あ、彼女は彼女自身で「浮力」を手に入れたんだな。

 

立花綾香:もがき苦しむばかりじゃないよ

夕日に向かって誓ったり、水槽の中でもがいたり。

毎日は増殖していく迷路かもしれない。
今日、死ぬ思いでやっと手に入れた地図は、明日使い物にならなくなる気がする。
恐れたり、ひるんだり。
始めたことを後悔したり、終わらせようとしたり。
毎日の繰り返しの中で、小さくなっていく希望。

その希望をただ「あるよ」とだけ言う。
大きく持て!とも、なくさないで、とも言わずに。

希望は、あるよ。
いつも、見えない時もね。

そんな、ある種の「おおらかさ」すら感じる1時間半。

 

私は特別じゃないと歌う。
伝えられることは全て音楽で伝えるべきだと、再確認したかのようなライブ。

ある意味「宗教」とも言える立花綾香のイメージやメッセージが、音楽と融合した「最初の完成系」じゃないかな?

イキイキとした言葉とビート。立場を手に入れたベースとドラム。
色を加えるギター。
最強の音楽のフォルムを持って、立花綾香は音楽にまみれていた。
呪いでもない,祈りでもない、音楽。

 

人を助けるため、自分を助けるために音楽はあるんじゃなくて
音楽があるから、助けられたり助けたりするんだ。それだけなんだ。

 

この日は「メッセージ」と「音楽」が最高のバランスだった。

 

 

立花綾香:もう追われる立場でも、追いかける立場でもない

ライブは写真・録音禁止。
音楽にまみれてくれ!というメッセージだと思う。
大賛成。
この流れを主流にできたら、もっと音楽の現場は活性化するんじゃないかなぁ。
ライブハウスでは、音楽にまみれようよ。
全てではないにしても。
カメラを持つ前に「歌」を聴こうよ。ダンスを踊ろうよ。
最近特にそう思うんだ。

 

そして座席指定。
スタンディングでみたかったなあ〜と、座って踊りっぱなしの僕は思ったけど、アンコールで立ったら立花綾香はひとかけらも見えなかった(笑)あ、これはしょうがないね(笑)

 

隣の席が、佐世保で活躍中のシンガーソングライターだった。とてもかっこいい、いい歌を歌う人。前にライブを見てレポを書き、インタビューをしたことがあった。
真剣な眼差しでステージを見てた。

その彼女のように「追うもの」の光であり続けることに、立花綾香はプレッシャーと誇りを持って戦っている。
でも、今日の彼女はただただ「光」だった。喜びにあふれた光。
誰とも比べず、争わず、音楽にまみれた光だった。

 

立花綾香:彼女の音楽がもっと若い人に届きますように

立花綾香マニアではないし、ファン歴は浅いのでなんとも言えないけど、「ワンランクアップ」したように見えた。

若い人に、立花綾香を聞いてほしいなぁ。と初老のぼくがいうのもなんだけど(笑)
彼女を追いかける若い人のメラメラと燃える炎を見たいな。

僕のような50も過ぎたおっさんは立花綾香から何をもらってるんだろうか。
勇気?うーん、ちょっと違う気もする。
癒し?そんなものは望んでないかなぁ。
覇気?あ、わかる気がする。
自分が若き日のノスタルジー?それはなんかヤダ。
やっぱり胸のすくようなロックンロールと震えるようなバラードだ。
つまり、音楽をもらってるんだ。

 

福岡の一夜は素晴らしくロックンロールバンドサウンドな夜でした。
僕は首を振りまくりでした。ぜんそくなのに(笑)

音楽の余韻を持って帰りたかったので、さっとおいとましました。
今、これを聞いてる。

 

僕は多分、立花綾香を「応援」してるんじゃなくて、彼女の作るメロディーや歌や作品が「大好き」なだけなんだろうなぁ、なんて思った。ずっと聞いていたいなぁと。

あと、バンジージャンプを跳ぶ前のような気持ちにさせてくれる歌い出しの「息を吸い込む」ところが好き。

 

【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017





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