斜め45度企画:石田ラベンダー+阿片戦争×東京ディスティニーランド

第五回斜め45度企画@gigi

うだるような暑さの中。
gigiにたどり着いた時は「ああ、天国や」と思った。
まだ誰も来ていない。
そんな時間が実は好き。

やってくる主催の松永美咲。

一見、一般人のような東京ディスティニーランドさん

土曜日の実験室からやってきた石田ラベンダーさん。

 

イベントはスタートした。
最初お客様が少なくってヒヤヒヤしたけど、徐々に増えてきた。
来てくれた人だけにしか見れない「天国」が始まる。いろんなところでいろんなイベントがあってるし、それぞれに楽しいはず。
でも天国に一番近いカフェは、ここだった。

 

第五回斜め45度企画:石田ラベンダーのリズムと色っぽさ

石田ラベンダーさんは、数回前のこの企画で初めてお会いした。
完璧な自己プロデュース力を発揮したルックスと
物語と散文をテイラーに乗せて「生きてるリズム」で歌う。たっぷりと。
美しい物語。しかも海外の童話のように毒がある。そしてラベンダー。タイムスリップするノスタルジーとほのかに香るセクシャル。
音色というのは音の色っぽさなんだなあ。

女子ギター弾き語りと言われるジャンルがある。つまんない言い方だけど。
石田ラベンダーの作品主義とギターのリズム、空弾き、ベース音を「ぶ〜ん」と鳴らす感じ。
歌という「お話」を語るに最低限のテクニックをしっかりとやる。
そういうのがおろそかな人多いんだ。僕はギタリストなので、ギターに人を引きこむ力がある人に惹かれる。
石田ラベンダーは自分を俯瞰してみる力があるから好き。
自分と作品の距離感が素敵。

 

第五回斜め45度企画:阿片戦争スペシャル

40分という長丁場。
生まれたばかりの一人ユニット阿片戦争だけでは荷が重すぎると感じたので、戦友のニコランコランにヘルプを。
僕の歌う「歌」と彼女の「朗読」をセットに。
飽きさせない展開にできたのではないか。

阿片戦争は西洋列国のアジアに対する凌辱への反撃だ。
洋楽の替え歌と阿片と言う「酩酊」が私たちにくれるものについての物語。

今回はより「阿片」に重点を置いた。
かなり長い原稿を書いた。
阿片と、阿片の犠牲者と、現在の阿片について。
ニコランコランの朗読には万全の信頼を置いてるので安心してできた。
盛り上がりの少ない楽曲。落下する一方の選曲。
お客さんの気持ちをどこまで落とせるか。個人個人の心の阿片窟に入ってもらえるか。
割とうまくいったのではないだろうか。

初登場の阿片くん。ニコランコランの最新作。
朗読を入れたこのスタイル。もう少し追求してみようと思う。
これまた信頼できる「牧畜業者」からも的確なツッコミとアドバイスをもらったので、それも活かしたい。

 

第五回斜め45度企画:東京ディスティニーランドは荒れた荒野に血だらけで立つ。

さあ、待ちに待った東京ディスティニーランド。
体調がものすごく悪いという。
静かなスタート。
ところが、途中から脳内ドーパミンの激流が発生して、いつもの「生き神様」になった。

東京ディスティニーランドは、アーティストが「自分の道を生きる」ことについての物語を、一人で演じる。

渡世人。
軽い女。
遠いお山。

全ては自分の道の途中。

あなたはもし、今の生活が夢だったら。
つらい現実が、実は夢で、ほっぺたをつねると「夢か!」と目を覚ますことができたらどうする?

愛情は冷えていき、社会は冷たくなっていき、友人たちは消えてなくなり、
あの日の情熱は消え、苛立ちを隠せないまま日々を過ごしているとして

「リセット」できたら、する?

もちろんするよね。
あの日に戻れたら、もう一度やり直そうと思うよね。

でも、あの日に戻れたら本当にやり直せるの?

 

 

行き交う人もいない、自分の道を何十年も歩いてきた東京ディスティニーランド。
毎日、体を痛めつけながら物語を作っていく。
その日だけの。
その日、その場所で起きる物語を。

今日も共演の

  • 石田ラベンダー
  • 阿片戦争

についての物語をその場で作る。

笑っているうちに、涙が出る。笑涙ではない。
真剣に生きる魂に触れた時にだけ出る、心の底に少しづつためていった涙だ。物質的な涙じゃない(僕は、泣くけどね実際)。

その人が、その人の人生を歩む。
もしあの日に帰れたら。戻れたら。
そういう思いがふと、頭をよぎる。

でももう、東京ディスティニーランドは、ほっぺたをつねらない。
自分の人生を「夢か!」でリセットしない。

自分の傷は自分だけのもの。過去も、未来も自分だけのもの。

 

阿片戦争と言う物語では「バックでギターを弾いてくれ」と言われる。
この上ない幸せ。
物語がどう流れていくかを見ながら、音を作っていく。生ギターのみで。
集中する。
変化の種をみる。
一番大好きな作業。音楽を作る愛。

 

何度もなんども言うけど。
東京ディスティニーランドを見ないで死ぬのはもったいない。
出来上がった芝居。
できあがった美しい音楽。
それだけが好きならしょうがないけど。

 

音楽は「音を楽しむ」「楽しい音」
美術は「美しいテクニック」
日本語の大間違いはそこだ。

楽しい音だけが音楽じゃない。
美しいものだけが美術じゃない。

それじゃないもの。
音にならないもの。
美しくないもの。

知らずに死んだらもったいない。

 

出演者全員。ツインピークス感満載。

 

ああ、この日に命を燃やせてよかった。ありがとう。こんな素晴らしいガチなスリーマンに誘ってくれて。人気もないのに。

クールな暖かい石田ラベンダーと

 

石田ラベンダーさんと、いろいろ話した。
とても共感できた。
ああ、なるほど、と思うことがたくさんあった。
人はスポットライトに当たる人と、スポットライトを当てる人と、ステージとは無縁な人に分かれるんだなあ。
嬉しかったなぁ。

敬愛する先輩と

 





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