藤田恵名 EVIL IDOL SONG感想:低予算だし、しょーもないし、緩みまくった編集だし。でも…。

EVIL IDOL SONG:僕は知らないけど主演の女の子「藤田恵名」は福岡出身のSSW

いわゆる「美少女ホラー」ジャンルぽいけど。
まあ、メジャー映画ほどは予算も時間もなーんにもない。
脚本を練ったところで会社はそんなもの求めてない。

というような中から才能を削られ削られ、消えてなくならなかった監督が、今でも撮ってるんだと思う。

この作品に関してはしょーもない。
チャチだし。
何せ、血が嘘なんだもん。CGなんだもん。
アダルトビデオで言えば「精子がCG」くらいの扱い。
学生程度のCG。

卒業制作で作ったようなしょーもない映画。

主演の女の子は、一番脱げるシンガーソングライター?だっけ?なんかそういう感じのキャッチコピー。自ら考え抜いた作戦だというのを聞いたことがある。

で、この映画。
本当にチャチ。

でもね、面白くないか?と言うと、これが面白いんだよ!

 

EVIL IDOL SONG:幸せになるための歌ばかりが好まれるわけじゃない

最初彼女は「みんなを歌で幸せにしたい」という夢を持ってデビューし、その体を使ってグラビアアイドルとしても仕事をしてた。でも、芽が出ない。

どういう理由か(それも適当すぎる笑)わかんないけど、事務所のライバルに抜かれたり、枕営業させられたのを流出させられたり、まあ、今っぽい都市伝説ともリアルとも取れるエピソードを重ねてるうちに悪魔に魂を売ったようだ。

で、彼女の新しい歌を聞いた人が「喜びの表情を浮かべて死んでゆく」というもの。

さらに、その歌を聞いたら死ぬということを知っていて、聞きに来る=死にに来る人がいる。
ここ、面白い。

途中、キャラクター設定がぶれぶれだったり、お遊戯会以下のレベルの演技ばっかりだったりでウトウトするけど、「幸せに死にたい若者」がいるっていう現実のムードはすごくよくわかる。

 

EVIL IDOL SONG:人を殺す歌があってもいいんじゃないか

自分の能力に気がついた彼女は、路上ライブ時代からのファンと一緒に「ライブ」を開催し、リアル中継しようと計画を立てる。

見た人が死ぬことを知りながら。

世界への復讐かもしれない。
でも彼らは「死を欲しがってる若者たち」の代表だ。
実際、ライブの準備の際、歌を聞いてしまった仲間は死んじゃう。でも「本望だったなぁ」ってみんなに祈られる。

 

そしてライブの日は来た。

 

低予算ならではの残念すぎる盛り上がらなさはあるけど、これをそのまんまハリウッドでやっても面白いかも。「死ぬことは悪いこと」そんな当たり前とも思えることを否定する面白さはある。

 

 

メジャーデビューていうものがどれほど素晴らしいことかは、僕には全くわからない。多分100人のメジャーデビューしてるシンガーやバンドがいたとしたら、99人くらいを僕は知らないだろう。

でも、それを欲する人たちは、世の中が「メジャーデビューしたって食っていけるわけじゃないし」なんていう常識をしたり顔で語ったとしても、その道を行くしかない。

死にたいと思うものがいれば、全力で死に向かってもいい。
それが自由な世界なんだ。

 

 

【610号室】映画見聞録~映画が大好き~2017





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