浅草演芸ホールで本物の美しさを知る【東京おのぼりツアー記:その3】

東京おのぼりツアーシリーズ

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今回は「寄席」です。

浅草は雨。浅草寺の前には朝から外国人観光客がたくさん。
浅草には何度も来てる。住んでたときも、遊びに来たときも。
でもなーんか雨ふってる印象。年間115日、雨らしいよ。福岡は113日。よく雨ふるよな~と思う福岡より、ちょっとだけ雨が多いんだ。

 

11時にオープンする「大黒屋」の天丼を食べるのがミッション。その前に少しだけ観光。日本一「凶」が出る浅草寺でおみくじを引く。(ちなみに前回は凶だった)。

 

大吉!

 

わあお。初めてだ。いい事ばっかり書いてる。ほほほ。

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天丼の大黒屋のほうは別記事で書くとして、今日の目的は「浅草演芸ホールで寄席を見る」だった。

雨で喘息と蕁麻疹を抱えながらだったので不安もあったけど。

 

平日というのにほぼ満員。立ち見の人も。
昔見た新宿の演芸場とは違った、年季の入った建物と館内。

 

さあ、もう出し物は始まっていた。

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落語を中心として、漫才、漫談、三味線、マジック、切り紙などのレベルの高い芸が次から次へ。妻は死にそうに笑っている。

 

落語って、もっと普通にTVとかであっててもいいよなー。
町民の泣き笑いやら、見え張り、酒癖の悪さ、浮気性、辛抱のなさ。ダメな人間が勢ぞろい。
でも、ほとんどの人は「ダメな人間」だよね。人生をいくつも見ることができる。

ぼくのヒーロー「のいるこいる」の片方「昭和こいる師匠」を生で見れたことも感激だった。ハリのある声。へーへーへー。手をプルプルするアクション。生きてるうちに見れた。笑って呼吸が苦しかった。

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実際生で見て、気になったというか印象的だったことがいくつかあった。

ひとつは幕間の男。

出演者と出演者の間に、でてくる人がいる。修行中の若いもんだ。
出番と出番の間に座布団をひっくり返し、名前の書かれたビラをめくって、退場。それだけを繰りかえす。ずっとずっと。

だんだん、顔が疲れてきて、脂ぎってきて。でもずっとひっくり返す。
「いつかこの座布団にすわるんだ」

 

もうひとつが、ソデでずっと三味線と太鼓をやる楽師。

その姿は窓から少しみえるだけ。複雑な出囃子の太鼓。マジックや紙きりのネタに合わせた演奏。ずっと何時間も、弾く。叩く。
生演奏なのに演奏者が客席からみえない。オペラのようにストイック。かっこいいなあ。

 

三つめが、落語家さんがお客さんの反応見ながら、つかみをやったあと、本編の落語に入る瞬間のかっこよさ。するするっと羽織を脱いでいく姿。

本当に美しくて。

僕の心はどよめいた。これは絶対生で見ないとわからない。
ミュージシャンはイントロでこんなに美しく決められるだろうか・・・。
食べたりすすったり、飲んだりするさまは本物以上にリアルだし。女になったり子供になったり変幻自在。

4時間くらいの演目、すべて楽しかった。ずっと座ってて尻が痛くなったけど。
TVに出てる人も、出てない人も。

 

 

それにしても東京はやっぱりすごい。福岡との文化レベルの違いをみせつけられた。確かにかわいい女の子は福岡のほうが多いし、うまいものもきっと多い。

でも文化は、福岡、ダメだ。いいものはドンドン東京へいってしまうからだろうけど。音楽はまあまあいい感じだけどね。

 

寄席がいつも満員なんて、すごい。
こんな中で育ったら楽しいだろうな。

 

 

 

演芸を見るだけでも、東京にいく価値があるなあ。
降り続く雨の中、行きつけの(!)天国コーヒーでホットケーキセット食べて、帰るよ。





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