イノセント。【その1】

あら、いらっしゃいませ(^-^)
圭子です。

九州では未だ余震が続いており、落ち着かない日々を送っています。
私の住む福岡では大きく揺れたものの、幸い棚のものが落ちたとかっていう程度の事で済みました。
が、実は熊本出身で、自分の母校や思い出の場所が被災して大きな被害を受けております。
「知ってる場所」がニュースになる度に何だかココロが痛くなったり、妙な喪失感を感じたり。

さて、すっかりその存在を忘れていたのですが、実は確か6年程前に自身のブログで「イノセント」という
記事を発表しました。
今回の地震でふと思い出し・・何と無く、もう一度この場で発表してみようという気になりました。
かなり長文になってしまうので数回に分けて連載しようと思いますのでどうぞお付き合い下さいませ。

 

「イノセント。」

あの頃・・・

担任が変わる度に
職員室に呼び出されては

「いじめられているんじゃないか?」
と、心配そうに聞かれ

その度に

「そんな事はありません」
と、きっぱり答える。

私は、そんな子供だった。

撮影:憲二(父)

撮影:憲二(父)

 

友達との遊び方?  そんなの知らない。

あきちゃんも、さっちゃんも、みかちゃんも、まいちゃんも、あたしが「遊ぼう」って誘うと、いつも忙しかったもの。
他の子達が誘った時には遊んでいたのに。
きっといつでもあたしのタイミングが悪かったのだなぁ…

 

よく隣同士の席になった‘ケイイチ君’は、しょっちゅう不機嫌だった。
機嫌が悪いと必ず、隣の席からあたしの腕を殴るものだから、あたしの左腕はいつでもアザだらけだった。
‘ケイイチ君’は毎日機嫌が悪かったから、あたしは毎日殴られた。

ある日。突然‘ケイイチ君’は挨拶も無しにどこかへ転校して行った。
以来、あたしの腕のアザは日に日に薄くなり、いつの間にか消えて無くなった。

 

毎日が平和になったけれど
平和以上の何も起こらなくなった

 

相変わらずみんな忙しいみたいで、休み時間も忙しいみたいで、仕方がないからあたしは…
何をしてたかなんて覚えてないや。

撮影:Rulu

撮影:Rulu

~続く。~





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