月9ドラマ【ラブソング】第6話感想:めんどくさい過去と弱弱しい未来

大人のめんどくさい感情のもつれと対比するように、菅田将暉と藤原さくらの輝きが増す。

ああ、めんどくさくなってきた。おとなの男と女はメンドクサイ。
言い出せなかった気持ちや、消せない過去はどろどろと粘着力をまして、自分でもどうしていいかわからない。経験から得た選択肢・痛い経験があるからこその「迷い」だな。

菅田将暉や藤原さくら目線の「どうしていいかわからない」は、未経験領域へ入り込むときの不安。同じような迷いだけど、スッパリしてるはず。

過去に支えられたり、過去に復讐されたり。
大人はめんどくさいなあ。

菅田将暉を輝かす役に、こないだまで子供だった山口 紗弥加。この子も福岡だったよね。すっかり大人になってるのもうれしい。暗さとどうしようもなさを体現できる女優さんになってほしいな。
CDもすごくよかったんだよね。好きな女優さんだ。

 

曲作り開始。どんなラブソングができあがるのか?が第6話のメイン

ストーリーがスピードを落としてきて、よどんできたけど。
今回の曲作り、自宅レコーディングの一連のシーンは楽しかった~~。
ああ、自宅に簡易スタジオ作りたいなあと思った。
いまある曲を、デモにしたいな~。

出来上がった曲が実は・・・ってくだりも「なるほどね~」というお話。

何かを集中してつくりあげる時のワクワク感と、おわったあとの幸福感はやっぱりチャレンジしたひとにしか得られないもの。

夜中のデートよりきっと、楽しい(笑)

 

藤原さくらのベッドシーン(?)かわいかったねえ。子供だなあ。

徹夜明けでベッドに倒れた福山くんのそばで、微妙にからむさくら。いいシーンだった。恋って「面白おかしくドキドキするもの」って感じがした。
そのあとの大人の恋のシーンとの比較もとてもよかった。

「月がきれいですね」と叫ぶさくらは、まさに絶頂期。

それにしても、能面のような福山くんの、のっぺりした演技が、過去をのりこえられないこの役にはぴったりだね。でくのぼう的な。
過去が重たくて、表情をなくすんだ。大人は。
つらいね。そのつらさを忘れるためにさらに、表情をなくすんだ。

ふじわら

 

藤原さくらの演技。なんていうか教科書のない演技だなあ。

吃音という設定が、逆に台詞回しに「空想上のリアリティ」をもたせるし、喜怒哀楽でくしゃくしゃに崩れる顔の存在感がすごい。

モデル顔の新人女優が見分けがつかない「乱世」に、もしかしたら女優としてオオバケするかも。

おまけにあのうた。うまいとか、今風のキチンとボイトレで習ったかんじじゃなくて、どこかからか染みこんだものが抽出されたような歌声。

日本のポップス界で、椎名林檎やドリカムの犯した罪と毒はとても大きい。松田聖子の罪と同じくらい。
あ、もちろん悪い意味じゃないよ。「影響力」の強さが、雨後の竹の子をたくさん産むからね。
没個性のフォロワーたちを。

YUIさんのように「自分がウイルス化する前に」変化しちゃう人もいたな。
宇多田ヒカルのように「フォローすらできないレベル」になる人。

彼女はそのJPOPウイルスにかかってないような気がする。

 

さあ、物語は中盤。
たのしみ。

さ、ギター弾こう。
曲作ろう。

あたらしい曲を。

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