月9ドラマ【ラブソング】第9話感想:能面な大人と、感情のままに生きる若者たち

ラブソング:空一、菅田将暉の想いがゆれる。自分を捨てる勇気

歌えなくなるかも。そういう事実を飲み込んで笑うさくら。
一番悲しいのは、苦しいのは自分。だからこそ、二番目に悲しい人をつくりたくない。
そんなさくらが、空一には打ち明ける。「声が残る可能性は10%もない」って。

そのことを支えきれないながらも、がんばる空一。「なくな!」って言われても。
ほんと、泣かす。
泣かすドラマ大嫌いなのに。
ラブソングでの藤原さくらと菅田将暉は、ほんとうに愛おしい。

絶望とか希望とかを、自分のとなりをながれる小川のように眺めるさくら。そこには凪のような諦念がある。

でも。

でも。

もう一度歌を作りたい。

ごまかしきれない想い。自分自身を納得させられない想い。それが「歌」

空一にはそれはできない。彼女の思いをかなえてあげられない。だからいろいろモヤモヤはあるけれど、大人に頼むしかない。

自分の気持ちにふたをして頭を下げる。
ほんと、泣けるよ。

さくらも空一に迷惑をかけまいと、一度書いたその願いを消すんだけどね。
でも、一度書いた筆跡はのこる。
深い筆圧がのこる。

 

 

ラブソング:夏帆、その強くてやさしい存在。

しかし、第9話は夏帆の回だった。女優としてのキャリアのなかでも、このドラマでの存在感はすごい。
腑抜けた日本映画が並ぶいま、彼女のような「強い演技」は求められないのかもしれない。
でも、心をふるわせる演技。
せりふを言ってる感じがまったくない。(まあ、ラブソングの若者三人はみんなそんなかんじだけど)
彼女周りの空気まで、怒り・悲しみ・慈愛に変える。
テレビの小さな箱の中の空気を。
悲しみを知って、そのことがより大きな不安にもなるけれど、さらに強いやさしさにもなり得る。
わりと誰かのサブ的な役が多くて、しかもそれがいい塩梅だけど
ここらで劇場的な主演映画を見てみたいな。

夏帆

 

ラブソング:藤原さくらが飛び、笑い、食べる。生きてるってすばらしい。

ドラマ自体が病気ものにおちついたのはすごく残念だけど。
藤原さくらの歌は、もとから太鼓判だったようだし、期待の新人シンガーとして100点。それは満点だけど及第点。英語の歌を歌うときの色っぽさは特に。
でも、音楽好きな、女性シンガー好きなファンだけじゃなくて、このドラマを見た人は、彼女の演技に「賛否両論」もつだろう。

賛は、そのまま。生きることの喜怒哀楽を、20代の感性で演じることができること。

否は、20代の女の子の知り合いがいない人や、いまの20代が嫌いな人にとってはイラつくことばかりなこと。

吃音じゃなくてもぶつぶつ言うし、大人を(いつも)敬いはしないし、気分でものを言うし。子供のように喜ぶし、変な気の使い方するし(笑)
ほんと、こんな子、多い。

時代は変わるとディランはいった。そのことを知らない人も多い。
でも、時代は変わり、最先端だ!ドラマの主役だ!と思ってた僕やあなたは脇に回る。
新しい時代は、新しい人たちのもの。
それが変な方向に流れていかないように見守ることしかできない。

タイトル

 

ラブソング:福山雅治の能面。古臭い演技。賞味期限の切れた感。実は・・・

彼はこのドラマで、イケ面中年俳優のたがをはずせたか?
もともとメリハリのない演技で、不器用さ、不自然さをキャラクターに生かすタイプの役者さん。

でもラブソングでは、すばらしい「スープ」という曲、まあ並な「好きよ」という曲をかいた。アレンジも気が利いてるし、彼の鳴らすギターのセンスはなかなか好き。
いよいよ、万を持して「音楽プロデュース業」への移行か?

ほんとうにやりたかったことは、これじゃないのだろうか?
福山雅治はずっとこのチャンスをまっていたんじゃないだろうか。

次回はいよいよ最終回。
このところの無理やりなパブリシティが成功して、少しでも視聴率があがればいいな。
次期のドラマは見ない感じ強い。

なんか面白いのあるといいな。

 





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