君が生きた証:感想【邦題だけみてつまらない作品だと避けてたシリーズ】舵のない船は行く

 

君が生きた証:このタイトルで想像するものは?

この予告編もだけど。
不幸な事件で息子を亡くした男。
仕事も辞め、世間から身を潜め今はボートで暮らしてる。
その男が息子の遺品から見つけたものは…

録音された数々の歌だった。

息子が音楽好きだったのは、父親の影響。
男は飛び入りデーにギターを持って息子の歌を歌う。

そこに現れたのは、息子ほども年の離れたシンガソングライターだった。

 

まず、息子を亡くした父親っていう設定といい音楽。
どうやったってお涙頂戴的なもんだろうと思うし、
さらに「君が生きた証」だよ。邦題が。

見ないよね(笑)

 

しかし、最近オススメされるものが当たってる若き映画マニアが「先入観なしでみてください!」というので、チャレンジ。

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君が生きた証:原題はラダーレス:舵のない船

映画はまさにそう。舵のない船だった。
湖に漂う住処としての船。
人生の航路図を亡くした男の船。

なんで、「君が生きた証」?

息子の生きた証として歌は登場するけれど、そこまで重要な意味はない。
父親の再生ストーリーとも言えるかな。

崩壊と喪失。
それでもじわりじわりと生きていくし、気持ちのいい酒が飲める日もある。
人は生きながら、なんとかする。

音楽が後押しすることもある。
仲間が引っ張ってくれることもある。

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君が生きた証:みずみずしい映画。邦題で台無し…

ちょっと変わった役をするウィリアム・H・メイシーの初監督作品。
役者が映画を撮ったものって、それだけで「う〜ん」って感じのものが多いけど。
これは64歳の新人監督のみずみずしい映画。

いい音楽に、いい役者。
しかも、ストーリーの動き方の素晴らしさ。
後半グイグイ引っ張られる。

でもこの邦題のせいで作品を見ない人も多いのじゃないかな?
逆にこの邦題にピンと来た人にとっては「?」ってなるかもしれない。

 

物語には痛みと喜びが必要。
「君が生きた証」にはそれがある。

音楽映画というジャンルではないかもしれないけどね。

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