きっと星のせいじゃない:感想【邦題だけみてつまらない作品だと避けてたシリーズ】アムステルダムの若き恋人たち

きっと星のせいじゃない:なんて付けたのは誰のせい?

この予告編から、カスだよね(笑)
配給会社は映画を見る人を馬鹿にしてるのか、映画を見る人が馬鹿なのかは知らないけど。

「きっと星のせいじゃない」なんてタイトルと、ポスターの二人と。
これは見なくてもいい映画の要素100%詰まってる。

難病者に壁ドンをプラスしたようなアホな映画の一つで、映画館でたらすっぱり何も覚えてない感じの。

そう思った。

まあこれも、最近出会った映画マニアからのオススメで。
期待せずに見始めた。

何これ、やばいよ。

序盤は割とよくある話で、若者の難病グループの集いで出会う二人。
彼氏は骨肉腫で義足。
でも可愛いんだ。

彼女の方はといえば、ううむ。キャリーアンモスのように強そうで、病気っぽくはない。
そして、さして可愛くもない。

ところがこの二人が絡みだすと、すごい可愛いんだ。

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きっと星のせいじゃない:映画を盛り上げる嫌な奴と素敵な人

この映画のキーになってる、彼女が好きな小説。がんに関するストーリーなんだけど。
その作家役にウイレアムデフォー!!
最高に決まってる。
本当に嫌な奴!
その嫌な奴の理由がわかったとしても、まだ嫌な奴!

存在感ばっちりよ。

そしてその秘書が、美しい(笑)もう完璧にこのみだ。

彼女の家族もすごくいい。
我らがローラダーンは悲しみと喜びを抱えたお母さんを充分に演じてる。
本当に素晴らしい。

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お父さんも、いいな。
娘と妻と、娘の彼氏を空港で待ってる時の

「おお!美しい素晴らしい私の家族!おかえりなさい!(ま、彼氏も)」

というプラカード最高だ(笑)

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きっと星のせいじゃない:映画は知らないことや新しい知識をくれるもの

  • この映画を見て、いろんなことを知った。
  • 難病の子供達のために願いを一つだけ叶えてくれる財団がある
  • 薬が突然効き始めることがある
  • アンネフランクの家にはエレベータがない
  • ドンペリの由来
  • がんで死ぬ数日前には、調子のいい日がある

 

いいことだろうが、辛いことだろうが知っておきたいことがある。
感情だけを揺さぶられる映画は、その時はいいけどつまらない。
映画は自分ではない人生を感じられるもの。
空想できるもの。
映画という空想から、さらに自分自身が空想できるもの。

そんなロマンティックでファンタジックな映画。
「生きていれば傷つくこともあるけど、その相手は選べる」なんて素敵な殺文句もあるし(笑)

 

ドンペリの由来もクール!
高級シャンパンとして有名な「ドンペリ」。浜田省吾の歌でしかなじみはないけど(笑)
その発明者であるドンペリニヨンが自身が20年の歳月をかけてようやく完成させたシャンパンを飲んで「私は星を飲んでいる!」と叫んだと言ったというシーンが楽しかった。

 

本当のがん患者はそんなことないだろうし、明るすぎるテーマやストーリーにも違和感があると思う。
身内のがんで亡くなった人は壮絶だった。

でもこれは映画だ。

 

リアリティを出す必要性のあるストーリーなら出すべきだし、出す必要なければ、出さなくていい。
全てはストーリーのために。

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きっと星のせいじゃない:0と1の間の無限

この映画で一番素敵なところは「0」と「1」の間には無限に広がる数があるということを教わったこと。

1か0かだ!
とか
0はいつまでも0のままだ!
とかはよく聞くけど

「0」と「1」の間。
つまり「ない」と「ある」の間には無限があるということ。

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なんだか、いろんな嫌なことがひっくり返るくらいの素晴らしい考え方。

「できない」と「できる」

「負け」と「勝ち」

対局に思える0と1はその間に広がる無限の愛によってのみ広がりを得られる。

 

本当に素晴らしい映画。
でも、泣きたい人には向かないかな?

それと、全然星のせいじゃないから。

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