NHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」を最後の方だけ見た僕の思ったこと

とと姉ちゃんについては、何度か書いた。

>>ここ数日「とと姉ちゃん」をちらっと見て思ってこと

>>とと姉ちゃんに見る@「善と悪」

 

僕が見始めたのは物語も中盤を過ぎて、「広告なしで作ってた雑誌が立ち行かなくなって」一度だけ広告を載せたあたりから。

時々、抜けはあったかもしれないけど。

朝のドラマって、こんな面白くて、ざわつくもんなんだなあと思った。
終盤に、多分序盤に出た人たちが関わってくるとか、死んじゃった人が夢オチで絡んでくるところとか、「朝ドラルール」みたいなのも目撃できた。

朝ドラについては熱狂的なファンがたくさんいるから、僕は「ちらっと通りかかった51歳」としての感想をもう一度書こうかな。

 

とと姉ちゃん。夢と欲望とのほんの少しの距離について

やりたいことが見つかる。
それは思い描いてた夢かもしれないし、偶発的に生まれるものかもしれない。
学生の頃見つかる人もいれば、きっと60歳を超えてから見つかる人もいる。
見つからずに死んじゃう人もいるし、
見つかっても、それに触れる事が出来ない人もいる。

ドラマの主人公の「つねこさん」がどういう風に雑誌を作るようになったかの紆余曲折は見てないからわからない。

朝ドラ「とと姉ちゃん」には
「生活を良くする雑誌を作りたい」という欲望(夢?)と「自分の生活を良くしたい」という欲望(夢?)との間の、ほんの少しの距離が描かれていたような気がする。
さらにその上の「時代を、世の中を良くする」なんていう壮大な欲望(夢?)との距離も。

 

夢に賛同する敏腕の変わり者編集者や、夢のことはそんなに理解できないけど、つねこさんのことが大好きな人たちと始めた小さな船が嵐に飲まれる。

戦争が焼き尽くした世界を生き延びて、美味いものを食べたい。生きることを満喫したいと思うのは普通だ。でもそれと、つねこさんの見る夢は少し違うような気がした。

気持ちの盛り上がりが見せる「一瞬の夢のような熱病」で始めて、やってるうちに新しい熱病のウイルスにとりつかれ続けることで、あの雑誌は続いてきたのかなあ、なんて思う。
その都度、その都度起きる事件やトラブルから、新しい企画を形にする。
つねこさんは実は飽きっぽいんじゃないかな?なんて思う。

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とと姉ちゃん。自分のやりたいと思うことをやると、追い風と逆風が同時に起きるんだなあ。

自分のやりたいことをする。
それは誰かにとって苛立つことでもあり
羨ましいことでもある。
やりたいことを突き進める人には数多くのジェラシーや黒い感情が注がれる。
家族だろうが友人だろうが。
ジェラシーと妬みのない人間関係はありえないと思う。

輝く人を見ると眩しい。
だからその人を認めて、味方のふりをして「眩しくなんかないよ〜」と、うそぶく。
正しい護身術。

輝く人を見ると自分がつまらない人間に思えてくる。
だから叩く。潰したいと願う。

その反面、やりたいことをやり通す「喜び」と「悲しみ」を経験したことのある人、もしくはそんな人と触れ合ったことのある人は「ようこそ!天国と地獄へ」と、夢追い人を抱きしめる。

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とと姉ちゃん。正しいものと、間違ったものという二極ではなく

夢と欲望との距離だけじゃなく
私と、私以外という線でもなく
愛情と友情、信頼という引き出しに
うまく片付けられないいろんなことが、ゴロンと放り出されたドラマだったと感じた。

戦争は、よくないよね。
一生懸命積み上げたものを、誰かの意見や見えづらい(見えてるんだけどね)力に乗って壊してしまうのはよくないよね。
誰もが「やりたいことを見つける自由」は守りたいよね。
程度の差は当然あるけどさ。
できるできないはあるけどさ。
できなかったって、ダメなわけじゃないし。
ただ、見つける自由と、チャンスは奪い取られちゃダメだよね。

戦争が潰した更地に、花を植え、柱を立て、生活を始めた人たちが、その豊かさを「ああ豊かだ」と実感できる世界が舞台のドラマだったなあ。
足りないものを数えるのではなく、手に取ることのできたことをしっかり守りたい。

 

とと姉ちゃん。AKB48と宇多田ヒカルの違いがドラマの違い

前シーズンの「あさが来た」というドラマもいろんな批評やレビューを読んだ。(ほとんど見なかったんだけど)

人生は紙飛行機と歌われた「あさが来た」は、柔らかい、草原の風のような雰囲気で。
涙色の花束を君にと歌われた「とと姉ちゃん」は生きるってことと死ぬこととのその間に生まれるいろんな感情を「涙色」と言い切ってしまうくらい厳しいドラマだった気がする。

僕にとっては毎日15分のドラマの内容が厳しかった。
目をそらすなよって言われてるみたいで。
フィクションぽい恋愛劇もなく、ものすごいアクションもわるだくみもなく。
さらさらと流れる時間の裏がわの「ざらっとした感触」を作り手がはっきりと意図を持って(でも寡黙に)作ったお話。

アングラ感満載の女優さんや、普段は馬鹿騒ぎの目立つベテラン俳優のさすがの演技を使って。

 

そして、僕が毎日楽しく観れたのは、つねこさんの末の妹さんの服が、いつもいつもいつも可愛かったこと。
本当に可愛かった。

 

ああ、またまとまらなかったな。
これじゃ「やり直しだ〜〜〜」って怒られる(笑)

 

ちゃんとした批評や感想は、いろんな人が書くだろうから、そちらにお任せします。





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