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児玉知道【05:やるも、やらないも人生】

◆たとえば10代や20歳のころじゃなく、児玉君のように30歳くらいで「なんか違うな?」「このままで人生いいんだろうか?」って迷い始めた人へ、アドバイスってある?

僕のやったことを、薦めはしません(笑)
何歳からでもできる挑戦はあるかもしれません。
挑戦することはいいことだけど
やるばっかりが「エライ」わけじゃないです。

やるもやらないも、人生。
まじめにやることや、守るべきものを守るのも勇気がいると思うんです。

僕はたまたまこうなった。
できるチャレンジはしたほうがいいと思うけど。
どんなものにも生き様はあると気づかせてくれたのは、実は猫なんです。

 

◆猫?

はい。門司港で捨てられてた猫がいたんです。
うちのアパートでは飼えないからとあきらめて、泣く泣く福岡に帰ってきたんです。でも、夜中じゅう眠れなくて。朝一番にバイトを休んで高速飛ばして門司港に行きました。

そしたら、まだ、そこにいて。

つれて帰りました。
猫だって、必死で生きてる。甘えたり怒ったりしながら「生きようとしてる」んだなあと。

なんとなくぼんやり見てた群衆が、ひとりひとり、だと感じるようになったんです。
100人というかたまりじゃなくて、一人ひとり別々の生き様が百個ある。そんな風に考えられるようになった。
ほんとにいい経験させてもらった。
猫だって、小さな虫だってがんばって生きてる。

蚊だけは許せないけど(笑)

 

◆山形でも元気で。いつか歌いにいかせてください。

ぜひ!お待ちしています。
皆さんも山形にお越しの際は、ぜひ。
まだ名前も決まってないけど。遊びに来てください。