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高橋プランクトン【01:なんで音楽を始めたのかわからない】

なんでギターを買ったか、意味わからんですね。

 

◆音楽始めたのはいつ?

音楽っていうか、ギター始めたのが19歳。ちょっと遅いっすよね。
なんでギターを買ったのか、未だに謎なんです。

 

◆え?どういうこと?

音楽なんて好きじゃないし、もちろん好きなギタリストなんていない。
好んで聞くこともなかったし。
でもある日、ギター、買ったんです。
やることもないし、暇だったんでしょうね。
なんか、目についたんです。安いヤマハのギター。赤いギター。
ギター買って、すぐ路上に持って行って、そこで弾いてる人たちにいろいろ聞いたり、となりに座り込んで、一緒に弾かせてもらったり。

 

◆いきなり?ギター弾けたの?

いやいや、全然弾けないっすよ。
なんせ、どうやって弾くかも、チューニングもわからない(笑)
ギター抱えて、「声かけてほしい感」を全開で歩いて行くと、いろいろ話しかけてくれる。
ギターが好きというより、そこで誰かとギターを弾いてる時間が大好きだったんでしょうね。
歌を歌いたいとかもなく、ただ誰かのそばでギターを弾いていたかった。

 

◆音楽を愛してたわけじゃなく、誰かと一緒にいたかった?

そうですね。
最初に出会ったギターの師匠はシンガーじゃなく、ギタリストだったんです。
その人がギター&ボーカルの友達とセッションをしてたのを見たのが、人生初の「音楽体験」です。

ああ、こんな楽しみ方があるんだなあと。
カラオケの採点で「0点」を出したことのある歌の下手な僕でも、ギターだけ弾いてても楽しむことができる。楽しんでもいいんだと思いました。

 

◆君の歌にでてくる「自分の武器を手にした」って感じなんやね。

人と関わりたくて、ぐいぐい突っ込んでいってました。「ギター弾こうよ!弾かせてよ!」って。路上で歌ってる人に片っ端から声かけて。
ギターを誰かと弾く楽しみに気づいてしまったし、怖いものなんてなかったからですね。緊張もしたけど楽しかった。

 

 

一番イケてたのは小学校時代。やりたいことは何でもやった。

 

◆子供の頃はどんな子供だったの?

活発でした。やりたいことはやってみるタイプでした。
外で遊ぶというよりはインドアだったけど。
小学校の頃、児童文学?みんなが読むような本をすごく読んでました。今は全く読まないんで、僕の歌詞の語彙は、あの頃の貯金を取り崩しているだけかも(笑)

 

◆部屋でひとりな感じ?

いえいえ、友達とつるんでる事も多かったですね。
背が一番ちっちゃくて、いつもバリカンの坊主頭。なんかもうマスコット扱い(笑)
ヤンキーや勉強する人、普通の人、あらゆるグループの人と遊んでました。なんか可愛がられてましたね。で、どこにでも付いていってた。

 

◆それは今とあまり変わらないね(笑)

チビなのに応援団長したり、相撲部に入ったり。
水泳記録会なんてのにも出たなあ。
運動神経はほんと悪くて、水泳なんかゆっくりしか泳げないのに(笑)

 

◆水泳??

ある日の水泳の授業で僕だけ普通にのんびり泳いでたら、同時にスタートした連中はもうゴールしてて、僕はまだ半分もいかず。
するとプールサイド全体から「カズ!カズ!カズ!」の大合唱(笑)僕は必死に泳いでるんだけど、めちゃくちゃ遅いんです。

そんな感じなのに「水泳記録会出たい奴いるかー?」っていう呼びかけに立候補したり(笑)

 

◆無鉄砲やねえ(笑)

水泳記録会でも変わらず。100mを泳ぎました。みんなの5分の1くらいのスピードで。
知らないおばさんが感動して泣いてた(笑)いやいやいや、そんな感動話じゃないし(笑)

とにかく募集してるものにはなんでも参加した。
一番「イケてた」んじゃないかなあ。

 

>>>つづく